高島屋のクリスマスケーキ破損問題

「原因不明」は、高島屋にとって、最悪の回答でしたね。

結論を出すには、あまりにも早すぎる。

誰かに、或いは取引先の何処かに忖度でもしたのか?

冷凍が不完全だった上で、配送途中で貨物事故によって、崩れてしまったと考えられるし、そのクレームをしっかりと追えば、問題の貨物事故を起こした下請け運送業者は特定出来ると考えられますね。

これも、多重下請け構造の中で起きた、責任問題の一環で、ヤマト運輸としても、公表をしてしまうことで、信用問題に発展することを心配した結果なのかなと思います。

犯人探しとか、責任のなすりつけとかではなく、やはり必要なのは「真実」を公表する、企業としての責任の問題だと感じます。

今回の問題で、良かれと思って有耶無耶にした点は、高島屋の次年度の売上に、大きく影響する事でしょう。

嘘やごまかしは、信用失墜に向けての大きな過ちだと思い知るべきですね。

ビッグモーターも、ジャニーズも、宝塚も、そして今回のダイハツ工業も、皆、失敗してますよね。

政治家も含め、アタマが悪いとしか言いようがありません。

大切なのは、その場凌ぎやごまかしや、課されるであろう責任の追及から逃れるという事よりも、その先に待っている、大事な「信頼される」未来なのです。