自民党は、極右政党、正当な保守と言ってほしくない!

保守とは、従来からの伝統・習慣・制度・考え方を維持し、社会的或いは政治的な改革・革命・革新には異を唱える思想のこと。 

但し、本来は、過激な傾向を拒否し、穏健な立場を奉ずる人物・勢力・政党の事を「保守主義者」と呼ぶのです。


つまり、今の自民党は穏健派が少なく、極右の中の保守思想というものに縛られ、派閥の影で忖度していてその主張しか見られない。

今の自民党は、一部保守的考えを持ち合わせた、ただの極右政党でしかない!

愛国心を煽り、男尊女卑や人種差別、ジェンダー平等にも前向きではなく、子供は親の監視下にあるべきと主張し、古き悪しき文化を維持することこそが、保守の正当な考えだと思っている。

隠れて存在していると思われる穏健派も、議員で居たいだけなのか、忖度し、過激な思想に加担してしまっているのです。


しかし、保守が改憲派で、リベラルが護憲派というのも変です。

実は、これらの前提には今の憲法のもとでの戦後民主主義への評価の違いがある。

どちらかといえば保守は否定的だし、リベラルは肯定的な立場なのです。

右派には米国からの「押しつけ憲法論」も考えの中に根強くあります。

その割には米国にすり寄ってますよね!

日米安保条約の元で、核の傘に入り、いざというときは守ってくれって、調子良すぎだろ!


さらに、保守は国の秩序や愛国心、自己責任を重視するのに対し、確かにリベラルは、個人の権利や多様な価値観を尊重し、共助、共生などの助け合いを大事にするという傾向もあります。

アメリカの保守(共和党)と、リベラル(民主党)は分かり易いです。

とは言え、それが全て左寄りだと言うのも違います。

人権や平等、世界平和を保守思想がおざなりにしていることこそ、とても危険な考えなのです。


保守には、温故知新的な考え(過去に学んだことや昔の事柄をもう一度調べたり考えたりして、新たな道理や知識を見い出し、自分のものとすること。 古いものをたずね求めて、新しい事柄を知る)も含まれていて、時代とともに良い文化は維持し、古臭い文化は変えていき、新しい時代に即した、正しい考え方を持つべきだとも思います。


つまりは、保守であってリベラルでもある、中道的な政治理念こそが、私の理念でもあり、日本人として誇りを持って、世界の民主主義の本質を唱えていくべき政治姿勢だし、その必要があると思っています。

日本の良き文化には、武士道精神というものが根付いている筈で、私は最も重要視すべき考えだと思っています。

だから、今の政治には辟易しているのです。

アナーキストは、むしろ政治に対しては、本来前向きなのです。