半島という弱点

自分が住んでいるこの千葉も、能登半島同様に大きな半島で、2019年10月に発生した台風19号がやはりそうでした。

その時は私はまだ埼玉に居りましたが、被害の深刻さには、本当に啞然としたのを覚えています。

今回の能登半島大地震のように、道路が寸断され、情報が入らず、生活インフラが機能しなくなってしう。

伊豆半島などでも、時折起こる群発地震でも。災害救助などで、同様に孤立化してしまうことがある。

やはり。半島の中程には山があり、土砂崩れも起こりやすく、道の本数も限られている為、いざという時の脱出も困難だし、救助においても同様に、困難を極める。

食料、水、電気、通信、燃料など孤立してしまうと、それだけで生存が危ぶまれる。

また、地震に伴う津波の恐れというのも、半島ならではの弱点なのではないだろうか。。。

そのようなリスクを抱えているが故に、救援物資の到着や、復旧・復興にも時間がかかってしまうし、当然、救出にも時間がかかる訳だから、助かる命も助からない。

マグニチュード7.6ともなると、耐震構造でない建物はひとたまりもない。

今回の能登半島大地震の倒壊した建物も、多くは築年数が50年以上で、住んでいる方も築年数同様の高齢者。

耐震構造へ建て直す程の余裕もないし、逃げ遅れて下敷きになってしまうのかも・・・。

地震大国日本は、4つの大きなプレートが折り重なっていて、火山の数も活断層の数も半端ないのだから、まあ、半島にか限らず、どこに居ても安全な場所など無い訳だ。

だから、本当は原発なんてもってのほかなんです。


今回被害に遭われた方々には、心よりお見舞い申し上げます。