なるほど!

電子書籍の中で、無料配布していた「出版せよ!全てを無駄にしない魔法 電子出版 今から一時間0円でAMAZON KDP出版するノウハウ」という長いタイトルの樫尾えりさんの書籍だが、いい事が書いてあった。

「紙書籍になるに足りないから紙書籍にならなかったのではなく、再現性が高いから電子書籍でしか読めない本というのが必要なのだ」と書かれていた。

確かに少しでも過激過ぎる描写は敬遠されてしまうし、残虐過ぎるとかエロ過ぎるとか表現の自由を奪われたまま、本来描きたかった描写が物足りなく伝わってしまうのは問題だ。

まあある意味では、この電子出版はそれら編集が加わらない分、自制する必要も出て来るが、自己出版にはその責任も含め表現の自由があるような気がする。

18禁にするのも自分で決められるし、その評価も受ける訳だから、極力再現性の高い作品にしていく必要は感じるし、だから面白いと感じる人には評価されるのかも知れない。

何も教科書を作る訳では無いのだから、誰にでも受け入れられる作品にしてしまう必要は無いのだ・・・。