離岸流の恐ろしい体験

また、二十歳そこそこで、サーフィンが流行ってる頃、南房総千倉まで行ってやってましたが、まだ、離岸流という理解が無い頃だったので、夢中になってたら、あっという間に、かなり離れた沖に流されてしまいました。

必死でパドルして、仲間の元に戻ろうとしましたが、逆にドンドン引き離されていきます。

岩場の方に向かってたので、とにかくパドルで戻ることしか考えて無かったのです。

今はどう呼ぶか知りませんが、当時はヘッドとか、ダブルヘッドとか、波の高さをそう表現してました。

何かどデカい波に飲まれ、海中で洗濯機で回されてるような、もうどうにもならない状態で、これは死ぬなと考えながら、もみくちゃにされました。

ふと、海面に顔が出たその目の前には、大きな岩場が!

そこに何度も叩きつけられるように、引いては叩きつけられを繰り返し、一瞬、岩場に手が掛かり、目の前に釣り人が居るのですが、全く気が付かず・・・。

本当に死ぬかと思いましたが、何とかその岩場の後ろ側に回り込み助かりました。

脚と手は血だらけでした。

ふくらはぎには、フィンで切った跡が、今でも残ってます。

仲間の居る浜まで、200メートルは歩きましたかね。

それだけ離岸流が強く、早く流れていると、考えさせされた一日でした。

流れに逆らっては駄目で、流れのない場所まで流されてから、ゆっくりと陸に向かうのを覚えさせられた、九死に一生を得た事件です。