八潮市で起きた道路陥没事故

この復旧作業や、或いは能登半島地震の災害復旧から見えてくる、日本という国の崩壊への道。

恐らく、橋やトンネル、道路や建物、或いは下水道管を含めたインフラの老朽化は、既に限界に達するほど深刻で、とても危ない状況にあると思います。

緊急点検だけでは追いつかない。

今のペースで入れ替え工事をしていたのでは、とても間に合わないし、予算も出ないだろう。

そんな時に大災害が発生しようものなら、日本は経済的にも完全に破綻する。

今年は災害が起こるべく、様々な要因が重なっていて、何が起こっても不思議ではない。

万が一にも、噂されている首都直下型大地震が起きてしまったら、関東全域で、陥没や隆起、火災やガス漏れ、水道管の破裂等々で、全てのインフラが機能しなくなるどころか、復旧は見込めない程に悲惨な状況になるだろう。

死者・行方不明者の数は膨大に膨れ上がり、火災は延焼しても食い止められない。

ビルも倒壊し、ガレキの山と化し、怪我の治療すらままならないだろう。

当然の事ながら、関東全域で全ての社会活動が停止する訳だから、飲食料は枯渇し、物流も完全に止まる。

もうこれだけの被害になれば、避難所としての機能も存分に発揮する事は出来ないだろう。

時間の経過と共に、災害関連死と言うべき人たちが、災害直接死を上回り、人を助けるよりも、自分自身が助かるのか分からないような状態に陥るはずだ。

暴動も起こり、殺人や略奪、レイプも横行し日本という国は、恥ずべき姿になってしまうかも知れない。

また、災害は連鎖する。

首都直下地震の前後に、プレートが刺激され、南海トラフ地震や富士山の大噴火などにもなりかねない。

深刻なのは、地震よりも津波よりも、噴火の大きさと長さによっては、日本列島はほぼ壊滅すると言っても過言では無い。

真っ暗になり、日照も閉ざされる。

遠く離れた地域であっても、火山灰が例え10cmでも積もるような事があれば、まず、身動きが取れなくなります。

灰による深刻な健康被害も考えられ、そのまま餓死するものも多くなるでしょう。

倒壊にも津波にも火災にも合わず、無事に生き残ったとしても、備えをどれくらい蓄えているかで、命の灯火が少しは延びるかも知れません。

どうせお金など何の価値も無くなる訳ですから、少しでも多く備蓄し生き延びよう。

八潮市の災害一つとっても、トラック運転手を助け出せない現状では、覚悟した方が良さそうです。

能登を見ても、1年経ってこの有り様。

今年はとても悲惨な一年になると、私はとても懸念しています。

一度崩壊して、生まれ変わらないと、政治も経済も粗悪な事件も気候変動も止められないのです。

因果応報、報いは受けましょう。