信頼は背中を見せる事
また思い出したので書いておきます。
今から20数年以上前の事です。
FRP製品のメーカーで仕事していた時ですが、ベトナムの工場での商品開発や生産管理など、全てを任された。
100人居た従業員の選別から始まり、そのリストラにより、50人に減らした事で、もの凄い反発を受けました。
しかし、私の仕事は黒字への転換。
当時アイテムは3つしか無かったんです。
憎まれても、恨まれても、冷徹に真剣に実践しました。
ハノイにある工場に、都合8回程、一回当たり2週間程度の滞在で、残った従業員にジャパンクオリティとはどういうものか、自ら手本を見せて、厳しく指導しました。
さらなる従業員からの反発は、想定の範囲と、冷徹そのものでした。
彼らは仕事の量と、そのクオリティに関係性を見出だせなかったのです。
私は日本に戻れば、営業として仕事を取ってこなければなりません。
だから、日が経つに連れ、仕事量が数倍に膨れ上がってくる現実に、彼らは要求に対して従うしか無かったんです。
そして気がつけば、彼らの収入もアップしている。
この人の言うことを聞いていれば、どんどん生活が向上するし、クオリティの高さが、彼らの技術力の評価にも繋がった訳です。
私は日本からクライアントと仕事をどんどん持っていきました。
もうそうなると信頼しか無くなるのです。
最初の頃の私への態度から、驚くほど変わりました。
私は気を付けていたつもりですが、彼らと船上レストランで食事をした際、O157に似た、日本には存在しないウイルスに感染し、帰国後1週間、下痢と嘔吐が止まりませんでした。
その後退社すると聞いた彼らは、私が独立すると思ったのか、皆でついて行くと言ってくれました。
しかし、私はそういった裏切りが嫌いで、ITビジネスである、「出前館」立ち上げに向けて、動くことにしました。
私が持ち込んだかなりの数のアイテムは、その後、会社としての新たな開発アイテムが無く、私が残していった顧客で、暫らくは潤ったと聞いています。
ベトナム工場の皆は元気なのか気になります。
あの時は、毎回行くたびに、美味しいマンゴーをありがとうm(_ _)m