二十歳位の時、船がヤバいと感じた話

これは、以前ブログでも描いた、北海道のニセコスキー場に行った帰りの話です。

友人二人で、低予算で行ったので、帰りは小樽港からフェリーで竹芝桟橋まで、30時間かけて帰ってきたのですが、正直舐めてました。

金も無かったので、2等船室だったと思いますが、船旅を楽しもうと、乗り込む時は余裕でした。

しかし、出発して間もなく、食堂へ移動して食事を注文して、身体の異変に気が付きました。

その場所は、確か船尾の、外が開け海上がよく見える窓が、一面に張り巡らされていました。

見える景色と大きな揺れが、視覚から脳へ、そして五臓六腑に伝達され、行った事は無いですが、宇宙に居るような感覚になったのです。

外を見ていると、水平線が消え、空が見えたと思ったら、ジェットコースターのように、今度は海水面しか見えない。

そうです、船が大きく上下に揺れていて、目の前のカツ丼を、一口も口に入れることなく、フラフラと船室に戻り、買っておいたサントリーオールドを、ラッパ飲みしました。

もう、気持ち悪くて吐きそうなのを、とにかく酒に酔う事でごまかそうと考えた訳です。

ストレートで半分ほど飲み尽くすと、酔いが回ってきて、船酔いを上回る程になってきたのてす。

結局、どっちの酔いか分からないまま、トイレに暫らく籠ることにはなってしまいましたが、それ以来、船旅は絶対にしないと決めました。

竹芝桟橋に着いた時も、陸地で歩く自分が、かなりふらついてる事で、貧乏であるという事に対して、本気で恨んだのを覚えています。

金さえあれば、どんなことがあろうと、絶対に飛行機で帰ろうと心に決めたのでした・・・。