アホと言えば、最悪だったのは最初のクルマ

警察には何度も捕まった、セリカ1600GTの改造車。

今思えば、一番の驚きは無保険だった事。

人でも撥ねるような事故でも起こせば、一家心中するしかないような中、無謀極まりない運転をしていた10代。

ある日、友人と映画(アメリカングラフィティ)を見に行った帰り、山手通りの清水橋交差点で、客を拾うため、タクシーが急に止まった!

前の車は何とかギリギリタクシーにぶつけず、回避したが、私はそのクルマにカマを掘ってしまった。

クルマから飛び出るやいなや、ぶつけたクルマを差し置いて、タクシーの運転手の襟首掴んで引きずり降ろし、清水橋の交番から警官も飛び出てきて大騒ぎになった。

後輩に金を集めさせ、ぶつけたクルマの修理代は何とかしたが、自分のクルマの修理代もあり、腹の虫も収まらず、タクシーの運転手の自宅に、ヤバい連中数名連れていき、呼び出して完全恐喝!

自分のクルマの修理代を、その運転手個人で支払わせた。

もうヤクザと変わらない。

脅かして金を取り立てたのは、他にもあったが、思い出してもこれは酷いと思った。

十代の頃は少し頭がおかしかったと言わざるを得ない。